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一部のフィルターバッグ/フィルターカートリッジに撥水・撥油処理が必要なのはなぜですか?

集塵機のエンドユーザー様から、なぜフィルターバッグ・フィルターカートリッジの仕上げに撥水・撥油処理が必要なのかというご質問をよくいただきます。

その答えは、一部の濾過環境では、この処理によりダスト フィルター バッグ/ダスト フィルター カートリッジの性能が向上し、耐用年数が長くなるということです。

一般的に次のような状況が結露しやすいと考えられます。

1. 温度が摂氏80度未満。
2. 水分含有量が 8% 以上。
3.バグフィルターハウスが連続的に作動しない(24時間/7日)
4.粉塵空気中に酸性物質が含まれている
露点温度以下で集塵機を作動させると、残念ながらフィルターバッグ/フィルターカートリッジに撥水・撥油処理が施されていないため、粉塵が結露と混ざり合ってダストフィルターバッグ/ダストフィルターカートリッジの表面に付着してしまい、フィルターバッグが詰まり、フィルターハウス内の抵抗が急激に増加するため、フィルター容量が低下し、エネルギー消費量が明らかに増加し、フィルターエレメントの耐用年数も明らかに短くなります。

さらに、フィルターハウスに入る粉塵空気中に酸性物質が存在すると(バッグフィルターハウジング or カートリッジフィルターハウジング、同じ状況)、撥水・撥油剤のないフィルターバッグ/フィルターカートリッジの場合、非常に目詰まりしやすく、酸性露がフィルター材に吸収された場合にも露点温度が上昇し、フィルターが破損します。材料の劣化が早くなり、フィルターエレメントの耐用年数が短くなります。


投稿日時: 2022 年 1 月 25 日